お客様各位
※為替(ドル/円):1ドル=106円68銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ:31391(-143)
①午前売: 9213.5(+15.5)
②午後売: 9208.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.2315(+0.112)
④金:1733.1(+10.6)
※WTI原油先物
⑤原油:59.75(-0.89)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:1030円
②ロンドン午後:1030円
③N.Y.:1040円
※ニューヨーク為替引値(円)
106.67-106.7
【3月2日:昨日の状況】
※国内銅建値1010円(3月1日より-10円)
《同情するなら金をくれ(★注)・上》
※タイトルのフレーズを聞いてピンと来るの方、
同世代です。
※さて、金がありません。
※先日、このコラムにも書きましたが、銅相場の高騰
で、とにかく同じ商売をしていても金を使う。資金を
食う。
※輸出系企業にとって、一番痛いのは、実は
「消費税」です。
※弊社のように、輸出取引が多い企業は、国内
商売“だけ”をしている企業と異なり、経常的に国から
消費税の還付を受けています。
※還付とは?
例えば100万円で仕入れた銅に、利益を10万円を
乗せて中国に輸出した場合を考えます。
※仕入先には、100万円+消費税10万円(a)で、仕入
代金110万円を支払います。
※ですが、仮に弊社利益10万円を乗せた110万円+
消費税11万円で、121万円を輸出売り先である中国
会社には請求を出来ません。
(消費税制度はあくまで日本国内法であるので)
※で、どうするかと言うと、110万円+消費税0円で
中国客先に請求するのですが、そうすると、売り110
万円・買い110万円となり、弊社の利益はゼロに
なってしまいます。
※この仕入消費税相当額(a)を、国に申請するのが
消費税還付金です。
※輸出した品物に該当する、仕入代金の消費税分
10万円分(a)を、国が返してくれる訳です。
(つづく)
★注
ドラマ:家なき子
家庭内暴力を受けている小学生の少女が、理不尽な
環境の中でも困難に負けず生きていく様を描いた
物語。当時12歳だった安達祐実の出世作としても
知られている。 特に「同情するなら金をくれ!」
という劇中の台詞が新語・流行語大賞に選ばれるほど
のブームとなった。
※雑線(湘南ヤード持込):【3月2現在】
【1】ワイヤーハーネス:320円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):290円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):260円前後
【4】雑線B :170-200円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】